2011年8月24日水曜日


植物工場に対する意識調査

植物工場に対する意識調査報告書について

 農商工連携施策の一環である植物工場の普及・拡大を積極的に支援するため、植物工場及び植物工場産農産物の普及・PRに係る取組の先駆けとして、平成20年度、植物工場デモンストレーション施設を経済産業省内に設置しました。
 本事業は、平成20年度より更にハイスペックの施設を設置し、より一層の認知度向上・普及啓発を図るとともに、今後の施策検討の材料とするため、植物工場に対する意識調査を行い報告書としてとりまとめましたので、公表いたします。

植物工場デモンストレーション施設

 経済産業省では、消費者、事業者、自治体関係者等への「植物工場」の普及・広報の一環として、平成21年5月26日(火)から10月23日(金)までの間、経済産業省庁舎別館1階ロビーに「完全人工光型植物工場」のデモンストレーション施設を設置しておりました。 
 すでに本施設は撤去完了しておりますが、本ページでは、これまでの取組をご紹介させていただくために、当時掲載していた内容を残しております。 
 見学会の開催はございませんので、ご注意ください。

栽培環境を人工的に制御し、季節・天候に左右されずに野菜を安定生産「完全人工光型植物工場」を経済産業省別館ロビーに設置

概要

 経済産業省は、消費者、事業者、自治体関係者等への「植物工場」の普及・広報の一環として、本年5月26日(火)から、経済産業省庁舎別館ロビーに「完全人工光型植物工場」のデモンストレーション施設を設置しています。
 このモデル施設を当省において広く紹介する機会を通じて、最先端技術による農業生産へのご理解を深めて頂ければ幸いです。

施策の背景

 経済産業省では、地域活性化戦略の一環として、農業の高度化を産業技術面から支援する『農商工連携』を推進し、各種支援策を進めております。(「新経済成長戦略の改訂とフォローアップ」(平成20年9月閣議決定))
 その一環として、光・温湿度・培養液等の環境条件を人工的に制御し、季節・天候に左右されず自動的に連続生産を行う「植物工場」は、我が国の農産物供給の将来を担うものとして期待されています。

植物工場の特徴

  • 自然条件の制約が少ないため、一定品質・一定量の安定供給が可能
  • 環境制御により、葉菜類(レタス等)であれば20毛作程度が可能
  • 多段栽培により、小スペースでも大量生産が可能
  • 農薬等は一切利用しない無農薬栽培の実現が可能
  • 生産履歴の管理が容易であるため、トレーサビリティが向上
など
 その中でも「完全人工光型植物工場」は、温湿度、光強度等を植物生産に最適な値に制御することが容易であり、また、完全密閉により害虫等の混入がなく無農薬栽培の実現が容易です。

デモンストレーション施設の概要

【植物工場の外観】【施設内部】
 
【単段式栽培ベッド】【多段式栽培ベッド】
 
【施設概要】

※トマト、レタス、ハーブ等を栽培しています。

設置場所

経済産業省別館1階ロビー(中庭側)に設置
※すでに撤去を完了しております。

見学について

 デモンストレーション施設はすでに撤去を完了しております。見学会の開催もございませんので、ご注意ください。 
 これから年度末にかけて、全国各地に多様な植物工場のモデル施設を設置し、見学会やセミナー等を開催します。 
 モデル施設の設置場所・期間等の詳細につきましては、各経済産業局及び沖縄総合事務局にお問い合せください。

その他

 

お問い合わせ先

○植物工場全般に関すること 
経済産業省 経済産業政策局 
地域経済産業グループ 地域経済産業政策課 
TEL 03-3501-1697
○デモンストレーション施設に関すること 
経済産業省 経済産業政策局 
地域経済産業グループ 産業施設課 
TEL 03-3501-1677
最終更新日:2009年10月28日

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